欧州委員会、EU版電子渡航認証 ETIASイティアス を導入、義務化を決定
2016年11月16日、欧州委員会は、アメリカESTAをモデルとした欧州連合EU版・電子渡航認証「ETIAS(イティアス) European Travel Information and Authorisation System ヨーロッパ旅行情報認証システム)を導入することを明らかにしました。
欧米の電子渡航認証制度は、オーストラリアETASから始まり、2009年のアメリカESTA、2016年カナダETAの導入が記憶に新しいのですが、EUにおいても、現状の国際情勢を踏まえ、セキュリティー強化の必要性から認証システムの早期導入・実施を求められていました。
運用方法や導入時期はまだ検討中で、今後5,6年のうちに完全義務化を目指すようです。
ETIASイティアスは、シェンゲンビザ免除対象国の渡航者すべてに義務付け、申請料は18才以上の渡航者は5ユーロ(※18歳未満は無料)、有効期間は登録日から2年間を予定しています。
滞在可能日数は、現行を踏襲し、直近180日以内で累積90日間の滞在ができる見込みです。
弊社では、今後も欧州委員会の動向を注視し、皆様へ新しいETIAS情報を提供していく予定です。
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